できれば、眼鏡をかけさせたくないと思うのが親ですよね。
しかし、子どものうちにぼやけた像でものを見ていると、その影響は視力以外のところにも及ぶようなんです。
《👀視力は視覚刺激を得て発達する》
生まれたばかりのあかちゃんでもすでに明確な視反応があります。
視覚誘発脳波を用いた研究では、生後2、3ヶ月のうちに成人の視力と同じレベルに達するとされます。
しかし、ものは見えていても、その意味はわかりませんから、成人と同じレベルの視力とは言い難いでしょう。
「見える」という概念は、見えたものの意味がわかる、つまり認識するという過程を含むものなのです。ものは目で見えている、と考えている方が多いと思いますが、実は大脳皮質で認識してはじめて物が見えた(理解できた)ことになります。
大脳皮質の80%以上の部位が視覚からの情報を認識したり、処理することに関係しています。ということは、人間にとって視覚というのは、大脳を発達させる上で非常に大切な情報源になっているとも言えるわけです。
特に生まれた直後から3歳を過ぎるころまでが急速な発達時期です。
この大事な時期に、もしぼやけた視力しかなかったら、大脳皮質での認識、処理機構はそのぼんやりとした像をもとにして発達することになりますから、当然その質は悪いものになるでしょう。
視機能ばかりでなく、脳全体の発達にも影響を与える可能性さえあるのです。
《👀質の悪い像で育つと・・・》
では、大事なときにぼんやりした像で育つと、実際どういうことになるのでしょう?
医学的にいうと、「弱視」という状態になる可能性があります。
独立行政法人 理化学研究所によると
幼年期に視力が発達する過程でも、臨界期は重要な役割を果たします。臨界期に片目をふさいで視覚経験を遮断すると、ふさいだ目からの情報よりも、開いた目からの情報を多く受け取るように視覚野の神経回路が作り変えられます。その結果、閉じられた目の視力は著しく弱くなり(弱視)、臨界期を過ぎた大人になってから治療しても回復しないことが知られています。逆に閉じられた目の視力を回復するためには、神経回路が作り変えられる臨界期のうちに治療を施す必要があります。
あとからメガネをかけるようにしても、目そのものは正常なのに十分な視力が出にくい状態になります。これが「屈折性弱視」と呼ばれるものです。脳の80%以上を占める視覚入力に関係する大脳皮質が、生後に十分発達できなかった結果なのです。
では、3歳までにメガネをきちんとかけなかった屈折性弱視の子供は、もう救えないのでしょうか?
いいえ、9~10歳くらいまでは、子供の脳は柔軟性があり、まだまだ発達する潜在力がありますから、それまでに正しいメガネをかけることにより、視機能の発達を促せる可能性があります。
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